先日の豪雨のご被害に遭われたとのこと、謹んでお見舞い申し上げます。
この数日間の大雨の災害で雨漏りですが、対策としては何をすれば良いのか頭を悩ませますよね。
雨漏りの対策で一番大切なのは雨漏りの原因になっている場所を的確に見つけることです。
もし見るからに外壁や屋根の瓦が壊れているという場合は自分でも雨漏りの原因を見つけやすいですが、そうでない場合は業者に依頼して雨漏りの原因を見つけてもらい修理してもらうことになります。
その場合、まず一番簡単な方法として散水試験という点検が行われます。
これはホースで壁や屋根に水をかけて雨漏りする場所を見つけていくという方法です。外側から水をかけ続けて家の中にしみる箇所がないか別の人がチェックします。
ただホースでかけた水の場合、水の量や圧は台風の時とは比べ物にならないくらい弱いです。なので台風での雨漏りの原因を突き止めるには少し不十分かもしれないですね。
また水をかける場所が雨漏りする場所に直接当たらないとわからないことも多いのでなかなか難しいです。
そういうことも含め、もし台風での雨漏り見つけたらその時の雨の程度や雨漏りした時間、場所など雨漏りした時の状況をしっかりと記録しておきましょう。
一言に雨漏りと言っても長時間にわたって雨水がしみて雨漏りになる場合や、台風の様に強い風で吹き付けられた雨の時だけ雨漏りになる場合などケースは様々です。
原因特定のためにも細い状況を記録しておくのは大事ですよ。
もし自分で散水試験を行いたい場合は晴れた日にホースで水をかけて雨漏りしてくるのを待ちます。水は下から順にかけて行くようにしましょう。
30分ほど同じ場所に水をかけ続けて雨漏りがなければ徐々に水を上に移動していきます。結構時間がかかって大変です。
雨漏りが確認されたらその時に水をかけている場所の周辺にひび割れなどがないか調べます。
ちなみに、屋根や最上階の壁面からの雨漏りでも雨水が出てくるのは下の階ということもあります。
業者に修理を依頼してる場合には自分の家の防水はどのような工法になっているのか確認しておくことも大切です。
アスファルト防水、シート防水、FRP防水など建築時の設計図に記されていることもあります。新築でなくても防水工事をしている場合は何年前にどんな方法で防水工事をしたのか確認しておきましょう。
新築や、きちんとした工事業者への以来なら10年の保証書が発行されます。
昔の木造の家屋は屋根は傾斜をつけて雨水を流すことで台風などでも雨漏りするのを防いでいました。また、壁は屋根から軒を長くすることで台風の雨水が当たらないようにしていました。
でも最近建てられている家では雨漏りの対策としては屋根や壁に防水シートを隙間なく覆うのが一般的です。
瓦やひさしで防ぐのに比べて防水シートの場合は少しくらい欠陥があってもなかなか雨漏りはしないものです。
自分の家がどの様な防水対策をされているのかきちんと確認しておくことは雨漏り対策としてとても大切ですよ。
建築業者などの他に雨漏りの調査を専門で行う会社もあります。
紫外線を当てると光る液体を屋根や壁など雨漏りする箇所にかけて屋根裏などから水の侵入口を付け止めると言う方法です。
たださっきも説明したように雨漏りの原因箇所を見つけるのは本当に難しくて、何度修理を依頼しても雨漏りが止まらないなど業者との間でトラブルになることも多くあります。
雨漏りだけでも大変なのに余計な面倒を抱えないためにも、雨漏りの原因を突き止めやすいように台風で雨漏りした時の詳しい状況などはきちんと記録しておくことをおすすめします。
明日も暑さに負けず1日頑張りましょう♪
キャサリンでした(^_-)-☆