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雨漏りの見積もりはどこを見ればいい?悪徳業者から身を守るためのチェックポイント

雨漏りが発生してしまったら、まず気になるのが「修理にいくらかかるの?」ということですよね。

そこでまずは、修理業者に見積もりを依頼することになるでしょう。
ただ、雨漏り修理は専門性の高い工事なので、見積もりの金額が適正かどうか判断するのが難しいかと思います。

また、雨漏り修理は悪徳業者が非常に多い業界となっています
そのような業者にだまされないようにするためにも、見積もりをきちんと見る力が必要です。

そこでここでは、雨漏り修理の見積もりについて、色々と解説していきたいと思います。

目次

雨漏り修理の費用相場はいくら?

雨漏り修理にかかる費用について、「大体〇円くらい」と断言できれば、費用について悩む方も減ることでしょう。
しかし、残念ながら雨漏り修理の費用は、相場を断言することが非常に難しい工事となります。
なぜなら、雨漏りの原因によって、かかる費用が大幅に違ってくるからです。

たとえば、屋根材や外壁材の破損が原因で、部分的な補修で済むなら数万円で修理できるケースもあります。
一方、屋根の内部構造そのものが腐食してしまい、葺き替えが必要な状況なら100万円を超えることも珍しくありません。

このように、原因次第で雨漏り修理にかかる費用は大幅に差が生まれます。
これはつまり、雨漏り修理は安ければいいというものではないということです。

雨漏り修理の費用を考える上で、まずは「本当に修理できる工事をすることが重要」と言うことを覚えておいてください。
いくら費用の安い修理を選んだところで、雨漏りが止まらなければすべては無駄なお金になってしまいます。

 

正確な見積もりを手に入れるために必要な準備

雨漏り修理に必要な費用を把握するには、できるだけ正確な見積もりを手に入れる必要があります。
修理費用は雨漏りの状況により大きく変動するので、まずは状況を業者にきちんと把握してもらわなくてはならないでしょう。

そこで、見積もりを依頼する前に、以下のことはあなた自身が把握するようにしておいてください。

雨漏りの状況を把握する

雨漏りの修理をするには、原因を特定しないことには話が進みません。
そして、業者が正確に原因を特定できるようにするためには、雨漏りの状況を詳しく伝える必要があるでしょう。
いくら優良業者でも、情報がなければ雨漏りの原因特定は難しくなります。

雨漏りの原因を特定するには、雨漏りの詳しい状況を把握することが不可欠となります。
そのため、なるべく詳しく雨漏りが発生する状況を記録しておかなければなりません。

雨漏りが発生している部分だけでなく、そのときの気象状況なども参考となります。
雨漏りがひどくなるときの雨量はもちろん、風向きや風の強さなども把握していると原因特定がスムーズになるでしょう。

また、雨漏りが発生し始めた状況もわかればなおいいですね。
「台風が来てから雨漏りするようになった」などといったことが分かれば、より一層原因を正確に特定することができるようになります。

建物のメンテナンス状況を確認する

雨漏りは、自然災害だけが原因となる訳ではありません。
経年劣化や人的ミスによっても、雨漏りが発生する可能性は十分考えられます

もし、10年以上何もメンテナンスをしていないようなら、経年劣化の可能性が高いといえるでしょう。
逆に、なんかしらのメンテナンスの後、雨漏りが起きるようになったなら人的ミスが疑われます。
家を建てた後、どのタイミングでどのようなメンテナンスを実施してきたか把握しておけば、原因を絞りやすくなるのです。

場合によっては、前回メンテナンスを実施した業者が、工事の途中で不具合を引き起こしている可能性もあります。
この場合、賠償してもらう必要も出てくるので、メンテナンスの状況も合わせて業者に伝えるようにしてください。

優良業者を3社程度探す

雨漏り修理には明確な定価がありません。
そのため、同じ条件で見積もりを依頼したとしても、見積もり金額は業者によってまちまちになるでしょう。

だからこそ、相見積もりを取ることは必須ともいえます。
できる限り、3社以上に見積もりを取ったほうが相場を把握できるでしょう。

とは言え、悪徳業者にいくら見積もりを依頼したところで、正確な費用を把握できません。
悪徳業者は見積もりで不当な金額を上乗せしたり、大幅な値下げを演出したりするので、見積りが全く参考にならないのです。

せっかく時間をかけて見積もりを依頼するなら、優良業者をまずは探す必要があります。

優良業者を見分けるポイント

見積もりを依頼する前に、優良業者を見つけることは必須と言えます。
ただ、自社のことを悪く言う業者もいませんので、なかなか悪徳業者を見分けるのは難しいかと思います。

そこで、優良業者を見極めるポイントをいくつか紹介しておきましょう。

きちんと現地調査を行うかどうか

できるだけ正確な見積もりを出すには、雨漏りの状況を詳しく把握しなければなりません。
そのためには、現地調査は欠かすことができませんね。
見積もりを出す前に現地調査を行う業者ということが、第一のチェックポイントとなります。

もちろん、現地調査は形式的なものではいけません。
ある程度時間をかけて、見てくれる業者を選ぶべきです。

ただ、どうしても見積もりのための無料の調査では、雨漏りの原因特定ができないケースもあるでしょう。
雨漏りの原因特定は非常に難しく、有料の詳細調査を実施しなければ、雨漏りの詳しい原因まで特定できないことがほとんどなのです。
そのため、現地調査では必要な調査まで提案してくれる業者の方が安心できます。

ろくに現地調査も行わず見積もりを出す業者は、信用してはいけません

状況を写真や動画で見せてくれるかどうか

現地調査では、屋根の上で原因を確かめることとなります。
ただ、あなたが屋根の上に昇るわけではないので、悪徳業者なら嘘の説明をすることも考えられますね。

そこで、現在の雨漏りの原因と思われる箇所の、写真や動画を見せてもらうようお願いしてみるといいでしょう。
やましいことのない業者なら、特に嫌がることなく写真や動画を撮ってくれると思いますよ。
むしろ、写真や動画があった方が説明しやすいので、優良業者なら当たり前のように実施しています。

写真や動画を嫌がる業者は、見えないところでよからぬことをしていると考えた方がいいでしょう。

雨漏り診断士が在籍しているか?

検討している業者が、雨漏り修理に対して深い知識と技術を追っているか確認するには、雨漏り診断士の資格を持っているか確認することも一つの手といえます。

雨漏り診断士とは、NPO法人雨漏り診断士協会が認定する雨漏りの専門家のことです。
講習会や試験を受け、一定の雨漏り修理技術を修得した人が認定・登録されているので、一つの目安としては分かりやすいでしょう。

雨漏りの修理には特別な資格が要らないため、素人同然のような悪徳業者も存在してしまっています。
このような業者にだまされないようにするためにも、専門知識や技術の確認は不可欠となります。

地元密着の業者が安心

雨漏り修理はそれなりに大きな費用がかかるので、大手工務店の方が安心のような気がしてしまいます。
しかし、雨漏り修理において大手工務店はオススメ出来ません。

なぜなら、大手工務店は雨漏り修理お依頼を受けても下請けに丸投げするだけだからです。
どのような業者が修理に来るかは、大手工務店の契約次第となってしまいます。
依頼する側は、業者を吟味することができず、優良業者に修理してもらえるかどうかは運次第なのです。

しかも、大手は下請けに投げる場合でも中間マージンをとります
つまり、不必要な費用がかさんでしまうということです。
誰もが、なるべく費用を抑え確実に雨漏りを直したいでしょうから、大手工務店は雨漏り修理には不向きということになります。

一方、地元密着の修理業者なら、自社施工で安心できるところがほとんどです。
地元密着で長年経営するためには、地元からの信頼が不可欠となるため、ずさんな工事をするなんてこともありえません
中間マージンがない分費用も抑えることができるので、まずは地元で活躍する業者を探してみるのがいいかと思います。

雨漏り修理の見積もりで悪徳業者を見分けるチェックポイント

写真:見積り

雨漏り修理の悪徳業者にだまされないためには、見積書をきちんと精査する必要もあります。

見積書の内容が理解できれば、どのような工事にいくらかかるのか把握することができますからね。

とは言え、雨漏り修理の見積書は専門性が高く、一般の人ではなかなか内容が理解できないかもしれません。
そこで、悪徳業者が提出しがちな見積書の特徴をいくつか紹介しておきましょう。
以下で紹介するような見積書を提出する業者とは、絶対に契約を結ばないよう注意してください。

一式表記

見積もりでたまに目にする「一式」という表記ですが、これでは何にどれくらいの費用がかかるのか把握することができません。
これでは、業者が好きなだけ利益を乗せることができてしまう状態ですね。

たとえば、「雨漏り修理 一式」のような表記には注意してください。
これでは、どんな工事が行なわれて、何にいくらかかるのかが全く分かりません。
見積もりは、できるだけ詳細に記載してもらう必要があります。

また、一式表記にされてしまうと「これは見積もりに含んでいない」などと、追加料金のトラブルになることも考えられます。
きちんと修理費用を考え金額を導き出しているなら、詳細が出せるはずなので、「一式」となっているなら詳細に記載するよう求めてみましょう。

大幅な値引き

大幅な金額を値引きしてもらえると、つい契約してしまいたくなるものです。
この心理をつくため、悪徳業者は大幅な値引きをしているように見せることがあります。

しかし、100万円の工事費用から50万円も値引きしてしまって、業者の経営が成り立つでしょうか?
普通に考えると、必要経費から50万円も値引きして、商売が成り立つはずがないのです。
と言うことは、値引きしたように見せている50万円は、値引き感を演出するために乗せていただけの金額ということになります。

見積もりの内容について詳しい説明があるか?

雨漏りの修理に必要な工事や建材は、非常に専門性が高いといえます。
そのため、素人では見積書の内容で理解できない部分も多いことでしょう。
そこで、見積もりの内容について、詳細な説明をしてくれる業者が安心と言えます。

工事内容ではなく、金額ばかりをアピールする業者には注意が必要です。
もしかしたら、特に修理内容も検討せず契約を取ることだけに専念しているかもしれません。

また、項目に漏れがないかどうかも、説明を受ければチェックすることができます。
故意に必要な項目を抜いておき、後から追加で費用を請求する悪徳業者もいるのです。
トラブルになることは確実なので、見積もりの段階で工事の内容まできちんと詰めておかなければなりません。
また、使用する建材や工事の範囲の数量も、ごまかされないようきちんとチェックするようにしてください。

株式会社エースの無料点検、無料診断をご活用ください

見積もりの依頼は、優良業者に依頼することが大切です。
悪徳業者の見積もりをいくら集めたところで、正確な修理費用を知ることはできないのです。

もし現在、雨漏りの修理費用が知りたいとお悩みなら、私たちの無料点検、無料診断をご活用いただければと思います。

雨漏りの状態を正確に把握して、確実に雨漏りを止めるために必要な金額を算出いたします。
もちろん、不当に利益を上乗せしたり、適当な金額をお出ししたりすることは一切ございません。

私たち株式会社エースは、「地域のための外壁塗装のプロフェッショナルになる」をモットーとしております。
地域の皆様に雨漏りのない家を届けるため、全力でお手伝いいたしますのでお気軽にご相談いただければと思います。

長谷川 昭人

WRITER長谷川 昭人

代表取締役

平成10年に塗装職人をスタートさせ、個人事業主のときも含めると創業24年以上。今では、国家資格の一級塗装技能士の検定員として職人の検定や実技の指導をするほど、塗装に関する技術や知識を認められるようになる。 アステックペイントというオーストラリアでの遮熱塗料シェアNo1の日本法人からも「関西での実績No1だ」と言われるようになりました。 経営理念、「住まいを通じて『安心』『快適』『感動』を証明する」を元に、お客様と社員の喜びづくりを軸に活動中。

[更新日: 2023-11-8]

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